2016/01/03

インド主要新聞が選んだ2015年の15大イベント

一昨日の12月31日のヒンドゥスタン・タイムスの記事になりますが、こちらでは下記15の事件を2015年の重大イベントとして取り上げていました。インドの事だけでは無く、国際ニュースも入っているのでどの様なインド国外のニュースがインドのマスコミも興味があるのかが比べられ、面白いです。

<15位:原油の価格低下>
過去11年で一番安い原油価格を更新し、1バレルは40アメリカドルを切りました。理由は国際的に原油への要求が低下した事と、中国経済が減速している事を挙げています。

<14位:フランスでの環境サミット>
地球温暖化を防止するために各国が取り組み、地球を守る努力に合意された事。

<13位:チョータ・ラジャンが逮捕された事>
インド地下組織の幹部、チョータ・ラジャンが20年間の逃亡中、インドネシアのバリ島で捕まりました。誰だか分りませんw。

<12位:インドで未成年者でも刑事裁判に掛けられる様に法改正された事>
3年前のレイプ事件から論争されている事でしたが、ついにインド国会も少年の刑事裁判を18歳から16歳まで引き下げ、レイプや殺人の様な犯罪は少年でも裁判に掛けられる様になりました。

<11位:インドラーニ・ムケルジーが逮捕>
スターインディアの代表取締役の妻が、3年前に娘を殺害して遺体を捨てたとして、逮捕されました。そう言えば、数ヵ月前まるで刑事ドラマみたいだと騒いでいましたね。

<10位:スシマ・スワラージへの反発>
スシマ・スワラージとはインドの外務大臣で、彼女がIPL(インド・プレミアーリーグ)の元会長であるラリット・モディに対して旅券発給を手伝ったとして、野党から反発。このラリット・モディはインドのスポーツ業界では最もパワフルな人物で、彼は金の不正行為を行った事でずっとIPLから追放され、裁判事になっている様ですが、あまり詳しい事は知りません。。。

<9位:エボラ出血熱完全消滅>
2013年12年以降、シエラレオネ、ギニア、リベリアで流行ったエボラですが、最後までケースがあったギニアでも、ついに消滅となりました。エボラの封じ込めは成功された様で。。。良かったです。

<8位:BJP政党予想外の敗北>
まず、デリーの選挙では、AAP党が70席中67席を獲得するという、かなりの圧勝でした。そして、インドで最も貧困層が多いけど政治的には国を左右すると言われいるビハール州の総選挙でも、BJPは敗北し、州知事ニティーシュ・クマールとラル・プラサード率いる連立政党が圧勝しました。

<7位:マギーインスタントラーメン騒動>
これは、僕も驚き!天下のネスレが製造していたインドの国民食でもあるマギーのインスタントヌードルが高レベルの鉛の成分が入っていたとして、販売禁止に!スーパーマーケット、商店等どこへ行っても無くなりました。5ヶ月後のつい最近、やっと復活。以前よりも凄いペースで売れる様になっているそうです。鉛が多かろうがなんだろうが、インドの地に根付いた国民食は中々そう簡単には離れないのですね。

<6位:モディ首相の土壇場パキスタン訪問!>
カブールからインドへ戻る時、モディ首相は何とラホールに急遽土壇場訪問する事に!そこで、インドの潜在的仇敵パキスタンの首相に会い、握手を交わしました。その前も、パリでの環境サミットでも個人的に会っていたとか。印パの両国改善は多くが願っているはずです。

<5位:インドが不寛容になってきている!>
デリー郊外で、イスラム教徒の住民が牛肉を食べたのではないかと言うデマが流れ、一人集団リンチに遭い殺害されました。多民族国家で色々な宗教や文化が集まる国の中でこの様な事件が起こった事はインド中がショックを受けました。ボリウッドスターのアミール・カーンもインドは不寛容になった、と言う様なコメントをして国民から反発も。確かに、BJPと言う保守政党がインドの政権を握ってから、牛肉禁止令等ヒンドゥー至上主義が力を付けている感じはします。不寛容と言う発言に対して反発をするという事自体、不寛容では無いか、と思ってしまいます。宗教違えどお互いを尊敬できるような国になって欲しいです。

<4位:メノン絞死刑を受ける>
1993年に起こったムンバイの同時テロ。このテロでは何百人もの命が失われました。このテロ実行の中心となった人物ヤクーブ・メノンは事件後22年経過して死刑が実行されました。

<3位:ネパールの大地震>
4月、ネパールの大地震は9,000人以上の死者を出し、カトマンズと郊外にあった歴史的建造物も崩壊。エベレストの山麓では雪崩が発生し、多くの登山者も巻き込まれました。これは本当に悲しいニュースでした。

<2位:難民問題>
ヨーロッパの難民。特に、3歳の子供がトルコの海岸で溺死している写真はショックを与えました。

<1位:パリのテロ>
このテロは、11月の同時多発テロの前に、シャルリー・ヘブドの事務所襲撃事件も含めます。

と言う訳で、トップ3つに取り上げられていたのは国際ニュースでした。インドのニュースチャンネルを見ると殆どが国内関係の報道ですが、新聞はもっとインド国外にも目を向けられている様です。

パリの同時テロはショックでしたが、その前にイスラム教への偏見と欧米諸国による中東の軍事介入を無くさない限り、平和は無いでしょう。


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