2016/01/04

デリーの交通規制は本当に大気汚染改善してる?

1月1日からデリーでは試験的に交通規制が実施され、奇数日はナンバープレート最後が奇数番号のみ通行可能、偶数日は同じくプレートの偶数番号のみ通行可能となりました。この試験は1月15日まで。その間、違反すれば罰金はRs. 2,000(約3,600円)です。

そもそもこの交通規制の理由は大気汚染を改善するため。デリーの冬は風があまり吹かず、公害は寒さによって地上に降り、有害物質PM10やPM2.5が沢山含まれ健康に悪い訳です。

うちの車は偶数ナンバー。なので、昨日2日(土曜日)は走行可能でした。通常、土曜日って実は一番渋滞が激しい曜日で、平日よりも格段に混みます。でも、午後走りましたが、道路がすっきり。ちゃんとルールも守られている様で、偶数番号の車両、もしくは奇数の場合は許されている営業車か女性だけの車だったりしていました。交通警察も多く見かけました。目的地の会計事務所にも普段より4割程早く到着でき、渋滞もほぼありませんでした。なんだか20年前のデリーみたいだった。

さて、気になるPM2.5値、どうでしょう。最近は連日在デリー・アメリカ大使館のホームページに記載されている毎時観測される大気汚染の数値をちょくちょく確認しています。

今朝1月3日(日曜日)の数値は以下の通り:

アメリカ大使館の観測データ(午前10時)。

このデータ、左の数値が大気汚染度を示すAQI、右の数値がPM2.5です。一番上のデリーのPM2.5が午前10時の時点でなんと511!ちなみに、アメリカ大使館があるチャナキャプリと言う地区は緑が多く、豪邸や政府官庁が並び、デリーで最も空気の良い場所の一つのはずです。それでこの数値とは、殺人レベル!ってちょっと大げさに言ってしまいましたが、かなり汚染度が酷い。しかも、先月末の時は100~300ぐらいでしたが、今朝の500は更にパンチが効いています。でも午後になってから暖かい日中は状況が改善され、PM2.5値は3分の1下がりました。
 
午後5時の観測データ。
 
少なくても、車の数が減っただけでは大気汚染は大きくは改善されていない様です。まだ実施されて3日目なので結論を持ってくるには早いかもしれませんが、でも恐らくこの様な観測結果は続くと思います。

と言う事は、もっと重視しなければポイントはあるはず。道端の焚火、野焼きや工場の排気ガス規制を取り締まるべきでは?ただ、野焼きに関しては貧しい農民が多いので、その分彼らの普段の生活に影響されない対策も必要ですが。道端の焚火も、暖房を購入できない人々が多く燃やしているので、唯一の暖かくなる手段としてしょうがないと言えばしょうがないのですが。でも焚火と野焼きは結構PM2.5値を上げていると思います。

データを見て頂くと、コルカタのPM2.5値もかなり高いです。でも、南のチェンナイ、ハイデラバード、ムンバイはそこそこ。違いはデリーとコルカタは冬が寒くなり、その他の3都市は基本暖かいです。やはり気温が低くなると、大気汚染の濃度は増す様ですね。デリーも、モンスーンの雨季はPM2.5値もかなり低くなります。

大気汚染に関係なく、交通規制に関しては道路がすっきりして良かったですが、毎日車通勤に慣れているとかなり面倒くさいかもしれませんね。


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