2018/05/04

お手伝いさんの娘の婚約式に初参加

インドで外国人の特権と言えば色々ありますが、その中で不自然無くできる事は階級(カースト)社会のこのインドで色々な人達と関わる時に「平等」に接する事ができる。

先日、ここ数年間お世話になっているお手伝いさん(清掃婦)の娘が自分の住んでいる地域で婚約式を挙げるので、是非来て欲しいと招待されました。清掃婦は通常ではカースト的には4つのカーストにも属さない所謂「不可触民」と言われる人達で、それより上のカーストに属する人達はまずカーストを超えての結婚式やお祝い事の参加などあまり考えられません。

彼女の住んでいる地域は低所得層の方々が多く住む地域だと聞いていたので正直招待された時は少々躊躇しましたが、折角の機会だし向こうも凄く自分に来て欲しかったのもあったので今回は初めて参加する事にしました。

実際、その地域に着くと自分の想像していた低所得層の家とはかけ離れていました。人口密度は高いし、それぞれの家は決して広く無いけど、狭い路地は清潔に保たれているし時々ドアが開いているところで家の中をちらっと除くと結構冷蔵庫やテレビ等基本的な家具は揃っているし、決して「貧乏」では無いんだな、と感じさせられました。

お手伝いさんの息子が近くの通りまで迎えに来てくれ、家の近所の式場へ行くと親戚や友人家族が80人ぐらい来ていて、太鼓団が場を盛り上げてくれ、そして食事も振舞われた。

でも、ちょっと不思議だったのは、彼女は旦那が仕事をずっとせず、基本彼女や娘の給料で生きている訳ですが彼女はうちの専属のお手伝いでありながら収入は日本円で月額1万円ぐらい(週4回の掃除で)。どう考えてもその給料でこれだけ盛大な祝い事はできないと思うのだけど。。。とはっきりは聞けないですが、固い親戚や家族の絆がありそうできっと助け合って生きているんだな、という事を強く感じさせられました。

婚約式のダンス

こんなテントまで

調理をしている場面

自分はVIP待遇をしてくれ、冷たいコーラやファンタ等次々に持ってきてくれたり、食事も適当によそって持ってきてくれたりと至れり尽くせりでした。。。

驚いたのは、参加者の多くは一生懸命ドレスアップをしてきて、男女とも身なりがきっちりしていた事。そして、参加者によっては英語を話せる人達も居て、ビックリしました。

お手伝いさんは年齢不詳で、基本文字の読み書きもできない。でも、彼女の息子・娘世代になると、学校できっちり教育を受け、もちろん文字も読めるし英語もそこそこ理解できる。世代のギャップを感じさせらながらも、今の若いインド人、たとえ「低所得層」に属していても、これからの20年でさらに大きく進歩していくのだな、と思いました。このギャップは凄いです。

食事ですが、まず午後7時半ぐらいからスナックが開始。パコラと呼ばれるインドの天ぷらで、シシトウやジャガイモ等野菜の揚げ物があり、てっきりこれがメインの食事かと思ったら、スナック終了して、婚約者が参加者に挨拶をしに回ってきたら次はディナータイムでした。メニューはシンプルでトマトときゅうりのサラダ、白米、ナーン、チキンカレー、パニールカレー、そしてデザートに甘い団子状のグラーブジャムンなどしっかりとしたメニューでした。味付けもそこそこ美味しかった(エアインディアの機内食みたいだったw)。

ディナープレート

この夜、日本でもニュースになった嵐の日でインド各地で百数十人が亡くなった時。デリーも凄い季節外れの暴雨で、食事が提供されていたテントの天井には雨水が溜まり、いつテントが破裂しても可笑しくない状況の中、一生懸命スタッフさんが棒で天井を突いて雨水を掃けていました。お手伝いさんが「ストレスよ!」と言っていたけど、逆に春に戻った涼しさで気持ちよく、こんな事なかなか無いので逆に運が良かったのでは?と慰めました(雨漏り大変そうだったけど気候は本当に気持ち良かった!)。

これからのインドを支えていくのは彼ら・彼女たち。エネルギーたっぷりで、結構この住宅街も生活感があって気に入りました。野良犬の多くはふっくらしているし、ここには昔ながらのコミュニティー精神が根強いているんだな、と勝手に想像。明るい未来を感じさせられた、参加してとても良い経験でした。娘の婚約者もしっかりしている雰囲気で良かった。。。

1月には南インドのブラーミン(カーストで一番上の位)の結婚式に参加したり、以前はジョードプルのマハラジャ家系の結婚式に招待されたりと、普通のインド人だと味わえない様々なカーストの祝い事を観る事ができるのは非常に貴重な経験です。


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