2015/08/31

インドのドラえもんで感じる文化の違い

インドでは毎日必ず日本のアニメが見れます。どこの家も衛星放送が一般的で何百もあるチャンネルの中、アニメや子供向けだけでも沢山のチャンネルがあります。そして、アニメと言えば日本から。忍者ハットリ君、クレヨンしんちゃんからHunter × Hunterなんてものまで放映していますが、特に人気を集めているのがドラえもんです。毎日別々のチャンネルで見る事ができます。

僕はヒンディー語は1割から2割程度しか理解ができませんが、結構ドラえもんをヒンディー語で見ると違和感を感じる事があります。そして、いかに日本人はその違和感を感じる事を違和感無しに日常で使っている事で感心します(ややこしくてすみませんw)。

例えば:

ドラえもんの中ではMaaf Kyijyiye(マーフ・キージーエー)とキャラクターが良く言います。これ、日本語で言うと「すみません」とか「ごめんなさい」ですが、インドの日常の生活でこんな単語聞いたことないぞ!!いや、普通にそこは英語でSorryでしょう(も中々言いませんが、100歩譲ったとして)。

そしてもう一つ、Shukriya(シュックリヤー)。これは、ウルドゥー語(イスラム教徒が使うヒンディー語と同類の言語)で「ありがとう」ですが、これもパキスタンやイスラム教徒のコミュニティーでは良く聞きますが、普通のインド人からほとんど聞きません!ちなみに、ヒンディー語だと「ダンニャバード」ですが、これも本当に聞きません。むしろ、Thank Youの方が聞きます。

ただ、一般的にインドでは「ごめんなさい」や「ありがとう」を使われないからと言って、おかしいという事ではありません。逆に、これらの単語を多く使用される事は日本文化の良さの現れであり、日本だけでは無く世界的に通用する習慣です。

ドラえもんを見るのはほぼ100%が子供達。もし、普通のインド人の子供がアニメでこの様な単語が多く使用したら、必ず普通の場でも使う事に違和感が無くなるでしょう。インド人のお父さん・お母さんが、よく子供に「ちゃんとThank Youを言いなさい!」と躾けている場面を見かける所がありますが、正にドラえもんはこれを強調しています。しかも、それを英語では無く、現地の言葉で。

こう見ると、ドラえもんのインドにおける影響力はかなり奥が深いです。

ドラえもんのヒンディー語バージョンのアニメで流れるように、Maaf KyijyiyeとShukriaが良く聞かれる単語になれば、気持ちの良い人間関係がより一層構築できるでしょう。英語では無く、現地語で協調する事によって自分達の文化を守り続ける事ができます。

そして、これが本当の意味での日本の国際貢献になります(ちょっとずつなってくれるかな?)。


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