2017/08/04

ダージリンの状況は出口が無いまま

毎年過去140年以上に続けて行われていたダージリンティーの競り。今年は情勢により茶園はずっと閉まったまま。紅茶は収穫できない。だから競りにも掛けられない。

ダージリンは、インドで最もお勧めする旅行先の一つです。タージマハールやエローラ等の遺跡はありませんが、壮大なヒマラヤ山脈の景観(特に10月後半~1月上旬)や落ち着いた雰囲気はデリー等の北インドの大都会から来ると癒されます。

11月のダージリン郊外から望む朝焼け

2か月程前にダージリンの暴動について記事を投稿しましたが、状況は一切改善の傾向無し。それどころか、収入源である観光業は打撃を受け、紅茶精製工場はストップしたまま、そしてトイトレイン(世界遺産ダージリン・ヒマラヤ鉄道)の終着駅であるダージリン駅は暴動で燃やされてしまい、観光名所の一つが無くなってしまった。

ダージリンは平野部に住むインド人とは異なり、日本人と同じ顔立ちをしたネパール系が暮らします。彼らは以前からゴルカランドという独立した州を目指していて、ストライキも頻繁に実施していましたが今回は今属している西ベンガル州政府がネパール語の教育を廃止してベンガル語を強制させる発端が怒りの頂点に達してしまい、もうこれは独立するまでは戦い続けると思います。

いつもだったら、現地の協力会社もパターン的に「あぁ、(10月以降の)旅行シーズンになればストライキは収まるよ」と言っていたのに今回はその自信もなく、「もう今回のは全く予想がつかない」と頼りない言葉。

ダージリン旅行手配は特定した地域としては毎年H2の最大の収入源だったので、これからシーズンになる10月以降はかなり落ち込みそうです(泣)。

同僚の日本人は、もともとダージリンに5年ほど通算して長期滞在していたので、昔からお世話になった地元ネパール系の知り合いが多く、現在ストライキのために仕事ができず収入源が無い彼らから生活費の送金をお願いされて大変そうです(苦笑)。

現在のダージリン、ホテルはどこも閉鎖されたままで学校や商店までも。地元の人達は農家から直接野菜等を仕入れたりしているらしいです。唯一、薬局と病院だけは稼働してそれ以外はずっと閉まったまま。ただでさえ裕福では無い土地柄だったので更にそれが追い詰められています。でも、やはり自治州は多くの夢らしい。

ここまで来たら、自治州をくれるまで最後まで頑張って、と応援したくなるばかりです。


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